TURBU Linux 使用記 (後編)
TURBU Linux 3.0 評価結果の後編をお届けします。

前回はTURBO Linuxのインストールまでを掲載しました。
WindowsやMac OSに比べるとちょっと難しい気がしますが、
けっこう本気で改良が加えられているので、
近い将来、すてきなインストーラが出現するでしょう。


マシンスペックのおさらい
 Intel Pentium 166Mhz、メモリー 80MB、
 HD 約300MB(専用パーティション)、CD-ROM 8倍速
 LANカード ISA、SCSIなし

評価の目的は、
 ・WindowsとMacのファイルサーバ、プリントサーバの構築
です。


[サーバー設定]

(細かい説明は省略します。あしからず・・・・)
1.まずは、ユーザー。
  adduserコマンドでログオンする場合に必要なユーザーアカウントを
 作成します。
  次に、書き込みを許可するフォルダーにchmodコマンドでパーミッションを
 設定します。

2.次に、ネットワーク。
 (Windows用サーバー・・・Samba)

  Sambaは、SMB(Server Message Block)プロトコルを実装した
 アプリケーションで、Windows NTサーバーと同様のサーバー機能を実現します。
  インストール時に、「SOHOサーバ」を指定してあれば
 Sambaはすでに組み込まれています。

  /etc/smb.conf内の[global]、[homes]、[printers]の各セクションを
 設定します。
  ここで重要なのは[global]セクションの workgroupパラメータです。
 Windowsと同じ値を設定しておかないと、機能しません。
 共有フォルダーを設定する場合は、共有名・書き込み属性等を指定します。

 (Mac用サーバー・・・netatalk)
  Mac用のネットワーク設定は、atalkd.confとAppleVolumes.systemを
 変更します。
  atalkd.confはAppleTalkの「ゾーン」を規定します。また、
 AppleVolumes.systemは、共有ディレクトリ等の設定をします。

 最後に、LANに参加させるすべての端末のIPアドレスをHostsファイルに
 設定します。

3.最後に、プリンタ
  Windows用にはほとんど設定は不要です。
  Macから印刷する場合にはLaserWriter互換のPostScriptプリンタが必要ですが
 GhostScriptを使用してふつうのプリンタでMacから印刷できます。

  Mac側で、
  機能拡張フォルダーのプリンタ記述ファイルフォルダーから、
  「LaserWriterII NTX-J v50.5」汎用PSドライバーを
  netatalkで共有しているディレクトリにコピーします。
  Linux側で
  /etc/atalk/papd.confに上記ドライバを指定して、
  プリンタを追加します。
  後は、Mac側でセレクタから通常のプリンタ同様の設定をすればOKです

  専門誌の調査によると、
  同一スペックのマシンにインストールしたWindows NTサーバーとLinuxの比較は
 Windows NTサーバーが約20%高速だったとのこと。
 価格差を考えるとLinuxはSOHOサーバーに十分対応できると言えそうです。